【実写版/映画/感想】BDで「GHOST IN THE SHELL」を観ましたよ。


BDを購入して、「攻殻機動隊」のハリウッド実版「GHOST IN THE SHELL」を観ました。

主演のスカーレット・ヨハンソン

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簡単な内容説明

日本を代表するサイバーパンク作品、「攻殻機動隊」のハリウッド実版。

テロに遭い瀕死の重傷を負うも、最先端技術である全身の義体化により
一命を取り留めたミラ・キリアン。
彼女の体は義体化を施したハンカ社の所有物であり、メンテナンスも必要。
そんな背景から、ミラはハンカ社の社命により、
公安9課に出向し現場指揮官を務めていた。
しかし、芸者アンドロイドをハッキン
して行われた
サイバーテロ制圧を機に、ミラは過去の自分と真実に近付いて行く……

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と言う事で、その内容が懸念された攻殻の実版です(^^;
興味はあったのですが、発売間近までその存在を忘れていた程度の興味であり、買うかどうか決めかねていました。
ただ、事前に吹き替えキャストが
押井版、及びS.A.C版準拠なのは知っていたので、それほど心配していなかったのと、DVDのみの販売はありませんでしたが、BD+DVDが思ったより安かったので買ってみました。

取り敢えず、全体的な感想を言っておきますと、ハリウッドの
SF映画としては充分面白い映画でした。
もちろん、
攻殻として、って意味では色々ありますが、映画として楽しんで観られるってのは大事。

んで、
攻殻として色々(^^;
まずは、主演
スカーレット・ヨハンソンミラ(素子)ですね。
もちろん、あの
素子を実にしたと思えば、まったくそぐわないビジュアルです。
しかし、今回は
ミラ・キリアン少佐と言う白人女性の義体だし、元より素子は様々な義体を使い分けたりするので、今回はスカーレット容姿の義体だっただけの話。
スカーレットに以前抱いていた個人的なイメージとも違う雰囲気で、女優として演技、アクションも素晴らしかったので、結果違和感はありませんでした。

他の9課メンバーは、
トグサが中華系、イシカワボーマが黒人、パズが外れて女性追加と、実にハリウッド的(^^;
もちろん、あのメンバーを実
にしたと思えば、まったくそぐわないビジュアルの方もいますが、ハリウッドのSF映画として見れば至って普通。
原作やアニメよりも軍隊(の特殊部隊)っぽく見えるだけで、この映画には合っていると思います。

まぁ、唯一、
たけし荒巻だけは浮いているけどねw
これは完全な私見ですが、
世界の北野に対するリスペクトとして、そのまんまたけし映画のやくざ然としたたけしとしてキャスティンしたんじゃないですかね。
だから、
たけしだけ日本語セリフ(^^;
世界的には無名(
)な桃井かおりは英語セリフで、吹き替えを声優さんが務めているから、あの独特な喋り方ではない桃井かおりは変な感じw
まぁ、恐れ多くて、
世界の北野にはダメ出しも出来ないから、自由にさせただけかも知れないけど(^Д^;

ただ、
たけしだけが日本語ってのは不自然ではあるけど、世界観として電脳内で翻訳するから何語で話しても意思疎通に問題ないとは言える。
それに、この映画の
荒巻は武闘派な人物として描かれているから、やくざたけしは合っている(たけしだから、そう改変されたのかも知れませんが)。
結果、浮いているけどありだと思います……全然、
荒巻ではないけど(^^;

あとは、原作(と言うか、押井版、S.A.C)へのリスペクトは素晴らしい。
最初の義体制作シーン、芸者アンドロイドテロなど、話の筋こそ違いますが、映像的には高度な形でオリジナルを模倣しています。
ちなみに、特典で紹介されていましたが、それらの映像はフルCGではなく、実際に義体等を立体物として再現して撮影されたもの。
こだわりは相当のものです。

ただ、個人的にはやりすぎな気も(^^;
他に、
S.A.Cからは素子のダイビン押井版からは水面上での光学迷彩格闘、対多脚戦車戦など、中盤以降も重要なシーンとして模倣がなされています。
原作リスペクトとしてはどのシーンも素晴らしいですが、クライマックスまで模倣で行くのはちょっと……
中盤以降は、もっと映画オリジナルが前面に出た方が良かったと思うんですよ。
あくまでも、
押井版を実で再現するのが目的ではなく、リスペクトしながらも新しい実攻殻を創るのが目的なんですから。
初めて観る人は素晴らしい発想だと感心するかも知れませんが、それにはオリジナルがあるって事で、それはこの作品の価値を下げてしまう。
充分、
SF映画として素晴らしい作品なので、もっと今作独自の魅力を誇示して欲しかったかな。

あ、あと、舞台が日本なのか香港なのかアメリカなのかよく判らないけど、「アメリカ人の考える間違った日本」的な街並みは、ネタなんだろうけどこれもやりすぎかなぁ(^Д^;
基本的な街並み=ビルが林立する香港みたいな街並みは好きなんだけど、そこかしこにホロ
ラムの顔やら芸者やら犬(押井さんがバセットハウンド好き)だらけ。
ここは、
S.A.Cのスタイリッシュな作風の方に合わせて欲しかったなぁ(^^;

と言う訳で、
たけし荒巻は思ったほど悪くなかったけど浮いてはいるし、原作をリスペクトしすぎな気もしますが、数あるハリウッドのSF映画としては面白い方。
もちろん、
攻殻として考えれば問題だらけだけど、原作リスペクトの実作品としては、「バイオハザード」に次ぐ良作だと思います。
攻殻ファンなら当然不安だろうから、ハードルが低くなる分ギャップで面白いと感じやすいかも知れないし、ファンでなければ出来の良いSF映画として楽しめます(^∀^;
サイバーパンクと言うマイナー(と言うかマニアック)なジャンルだから万人におすすめとは行きませんが、興味があるなら是非一度観て欲しい映画ですね。


個人的評価
★★★★☆(4/5)





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