【アニメ/感想/DVD】DVDで「攻殻機動隊 新劇場版」を観ましたよ(※ネタバレあり)。


DVDを購入して、「攻殻機動隊 新劇場版」を観ました(※ネタバレあり)。

桜の24時間監視中のトグサくん

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簡単な内容説明

人気サイバーパンク作品、攻殻機動隊の新作アニメシリーズ、
ARISEの劇場版。

主人公、草薙素子は自らが認めた最高のパーツたちを集め、
ついに総理
属の独立部隊を設立。
後、進行中の大使館襲撃事件に介入、事態の収拾に乗り出す。
しかし、事態が収拾するかに思われた時、
人質の一部に電脳ウィルス、ファイアスターターが発症。
拘束した犯人たちを射殺されてしまう。

さらに、総理暗殺事件まで発生。
ファイアスターター、2つの事件、501機関、素子の過去、
様々な糸が絡み合い、事件は混迷を深めて行くのであった。

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と言う事で、ARISEの最終話である新劇場版です。
基本的には
ARISEの延長なので、単発の攻殻の映画として観るのはおすすめ出来ません。

一応、
攻殻機動隊誕生前夜の物語って位付けで、最後に原作の桜の24時間監視のシーンに繋げているんですが、この素子があの素子になるとは到底思えず(^^;
他のメンバーも、
サイトーはチンピラすぎるし、ボーマは口数多いし、パズ素子への忠誠心高すぎるし、イシカワは本人を目の前にしてメスゴリラ、メスゴリラ言い過ぎだしw
S.A.C.なんかと違って、バトーイシカワが旧来からの戦友ではないなど、バトーたちとの関係性が他の作品と全然違うんですよね。

これまでの
攻殻のイメージが良い意味で強すぎるので、ARISEと言う別個の作品としては面白かったんですが、個人的には4つの攻殻(原作、押井版、S.A.C.、ARISE)の中で最下位ですね(イノセンス除く(^^;)。
それでも、同じ
冲方丁作品であるマルドゥック・スクランブルよりは遥かに面白いし、他のアニメ作品と比べればかなりの良作だと思います。

1つ、設定で気になるものがありました。
義体のデッドエンドってやつで、一度しか観ていないので理解不足かも知れませんが、義体が次世代にバージョンアップすると旧世代と互換性が保てなくなり、旧世代のサイボー
はそのまま死を待つしかないとか。
これ、おかしいですよね。

原作だと、人形使いなんかデータにゴーストが宿った完全なネット内生命みたいなもので、義体や電脳が本人の物である必要なんかありません。
原作はオカルトまで内包した世界観だから、生体パーツとしての本人の脳殻すらいらないから半不死。
S.A.C.だと、生体パーツとしての脳殻は必要だから寿命あり、と言うイメージ(実際は知らないけれど(^^;)。
どちらも、あくまで義体は脳殻の入れ物(乗り物?)みたいなもんで、全身義体化サイボー
ならばまるごと次世代義体に替えちゃえばいいと思うんですが。

冲方丁は、設定を話の中で理解させるのは下手だから、たった5エピソードしかないARISEでは解らない事だらけなので、自分が間違って理解しているだけかも知れませんが(爆)

……あれ?そう言えば
ARISE本編で、脳殻だけのホヅミを護送してたじゃん。
五感が断たれた脳殻だけの状態のままでは、精神に異常を来すらしいから義体は必要だとして、総取っ替えは可能って事だよね?
益々訳わかめ(^Д^;


(追記
再視聴した結果、義体ではなく電脳の方のバージョンが古いと、最新義体に適合出来ないって話かなと理解。
そして、旧式電脳に適合する義体が作られなくなって、メンテ用のパーツが調達出来なくなると死を待つだけ。

ウチのミラも平成元年製で28歳なもんで、純正パーツがメーカーにはなくて車検や故障時に苦労します。
新OSも旧OSのサポート打ち切って乗り換えさせ様とするし、ない事はない話か(^^;

ただ、生命に関わる分野だから、例えば政府が補助金を出すなどして、旧式電脳適合パーツの製作継続くらい、義務化されている方が自然な気はする。
単純に、電脳自体のバージョンアップだってありだろうし。
そう言う意味で、やはりこの設定には疑問符が残るな。)


それから、他にも突っ込みどころがありました(^^;
ベースとして、完全義体化サイボー
がありふれた世界観であり、同型義体を利用した人間の外見がそっくりな事はままあります。
それなのに、
サイトー素子そっくりな犯人を見付けた時に動揺しすぎ。
一瞬「?!」と戸惑うレベルならば良かったんですが、かなりの時間次の行動に移れず、あまつさえ反撃を許してしまいます。

他には、
クルツの電脳から情報を回収出来ない旨報告を受けていましたが、その検死は501機関が請け負ったんでしょうか?
実際には、義体に電脳は存在せず、
素子は後になってクルツの遺体を調べていました。
本来であれば、自分か信頼のおける部下を立ち会わせるはずですから、その時点でフェイクと見破れたはずです。

思い返してみれば、
ARISE本編でも素子素子らしからぬレベルで手玉に取られたりしていました。
義体のデッドエンドを始めとした、
サイバーパンクとしての設定の甘さ、緩さだけでなく、シナリオありきで書かれた脚本の所為で、キャラのブレも感じます。
客観的事実として、
原作S.A.C.よりも、色々な面で劣っていると言って間違いないんじゃないでしょうか。

と、色々突っ込ませて頂きましたが、
ARISEと言う別個の作品としては充分面白いです(大事な事なので2度目w)。
ARISEよりつまらないサイバーパンク作品など、ごまんとあるでしょう。
ですから、
ARISEの最終話として、新劇場版はおすすめ。
腐っても
攻殻機動隊、って事で(それで、褒めているのか?(^^;)。


個人的評価
★★★★☆(4/5)





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